英語学習は宗教なのか?

英語

藤沢数希さんの過去記事「株式投資は宗教なのか?」を読んでいて、だいぶ昔の記事なのですが色褪せず面白かったので、インスパイアされて書いてみました。

界隈がある程度大きくなると様々な派閥ができるようで、英語学習界隈もご多分に漏れず色々と派閥というか宗派があるようです。

僕の観測では、自らの英語習得プロセスこそ至高という考えの下、自分の体験談を英語学習法として語る人が多いようです。

そこには最も効率的な学習法を追究するという目的は存在せず、自分が勧める学習法を相手にも勧めたいという、ある意味ピュアな信仰があります。

それはまあ、当たり前といえば当たり前です。人間には自分の経験を過大評価するバイアスがあるからです。

その宗派は「トーキング(会話)教」、「センテンス(文法)教」、「プロナンシエーション(発音)教」です。

それでは順番に各宗教の教えを見ていましょう。

1. トーキング(会話)教

英語を学習するには英語圏に飛び込んでしまうのが一番ラク!とにかく英語に触れよう!とにかく聴き続けよう!必要に迫られれば絶対にできるようになる!と、とにかく英語学習者を海外に派遣したがる宗派です。帰国子女、留学経験者、駐妻に多いです。

海外で実際にコミュニケーションを取れているという実績があるので、自分のやり方に絶対的な自信を持っているのが彼らの特徴です。

しかし、海外に飛び込んだ後に具体的に何をするのか?と聞かれると、とにかく英語に触れる!友達を増やす!店員さんと英語で会話する!等という精神論が多いです。

トライアンドエラーでやってきた人たちなので、英語学習を細かく分析するクラスタとは相性が悪いです。ごちゃごちゃ言わないで英語使ってみろよ、という好戦的なマインドがあり、しばしば学者や評論家を攻撃します。

海外の恋人を作ればいいじゃん!と無邪気に言うのもこの宗派の人です。

2. センテンス(文法)教

最も学生受けしやすい宗派です。明確な答えがあり、解法も広く知れ渡っていることから、他人の文法をドヤ顔で指摘することができます。

頭でっかちな教授タイプが多いため実践論には乏しく、前述の学習環境教から「そこまで言うなら英語喋ってみてよ」と言われるとぐぬぬ・・・となり下を向くケースが多いです。

スピーキングに苦手意識を持っており、英語の会議になると発言はせず、会議が終わった後に、「あの単語使うんだねw」みたいな知識をひけらかすことに精を出しています。

また、TOEICにハマりやすいという一面を持ち、高得点ホルダーにもこの宗派が多いです。

3. プロナンシエーション(発音)教

この宗派は、自分の努力で英語を身につけたというプライドを持っており、これこそが唯一無二の英語学習法であるという自負があるため、他宗派に対して攻撃的になりやすいです。

自分の発音がネイティブに褒められることに何よりも生きがいを感じており、ジャパニーズ・イングリッシュを心の底から軽蔑しています。

しかし、ビジネス的・学術的に中身のある発言ができないという弱点があります。発音だけを鍛えた結果、ネイティブに話は通じるけど中身はない英語ができあがるので、ガチの英語ビジネス環境だと損をしてしまうことが多いです。

なので、ビジネス論に積極的に参加しようとはしません。あくまで、”発音”という、自分が勝てるフィールドで戦おうとします。

僕ですか?
僕はどの宗派でもいいから単純に学習時間を投入すれば英語は習得できると思っている派ですね。
まあ、それこそ宗教のようにハマってしまえばいいかなと。。。

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